あるがままに……。
とてもステキな言葉だと思います。それは自分を含めて、あらゆる存在そのものを受け入れるときに出てくる言葉だからです。
大きな流れの中に自分自身をゆだね、自分の中にある「真実」を見つめていようとする姿勢が、この言葉の中にあるからステキなのかも知れません。
また、この世に生を受け、生かされている私たちが歩む道の行く先にある世界を表す言葉のひとつが「あるがまま」なのだと思います。
私たちの個には大きな違いがあるはずもなく、障害が「ある」とか「ない」ということにかかわらず、全ての人が「存在する意義」を持ち合わせています。
今、私たちが作り上げようとしている世界は、ほんの小さな世界でしかありません。しかしそれは、一つの大きな志に導かれ、集い合った「人格」が自己実現を図れる場であると自負しております。
そして、それは私たち一人ひとりの「あるがまま」の人格が作り上げる世界でもあります。また、この小さな世界は人との関わりを通して、私たちが「社会的な存在意義」を自覚する場でもありたいと考えております。